第三者割当増資実施のお知らせ
2019.05.28
ブランドインキュベーション事業を展開する株式会社IMCF、総額2.1億円の資金調達を実施。次世代型のグローバルブランドコングロマリット企業を目指す。
ブランドインキュベーション事業を展開する株式会社IMCF(以下、IMCF)は、YJキャピタル、MTG Ventures、SMBCベンチャーキャピタル、株式会社KVPを引受先とする総額2.1億円の第三者割当増資を実施いたしました。
今回の資金調達により、優秀なデザイナーへの継続的な投資および保有ブランドのグローバル展開を強化し、インターネットを通じた次世代型のグローバルブランドコングロマリット企業を目指します。
IMCF MISSION
CREATE VALUE, SPREAD TO THE WORLD.
IMCFは新たな価値創出に投資を行い、ブランドを創造し、インターネットを通じて世界へ挑戦するブランドインキュベートカンパニーです。
あらゆることが急速に変化する現代において、IMCFは「ブランド」こそが普遍的な価値であると捉え、優秀なデザイナーへの投資によるブランド創造を行い、グローバルにビジネスを展開しています。
IMCFの取り組み
日本における優秀なデザイナーの多くは、クリエーション能力は高いものの、ビジネス面やマーケティング面のノウハウに乏しいとともに、日本におけるデザイナーへの支援は海外に比べて少ない状況にありました。その結果、日本の優秀なデザイナーはクリエーションを最大限発揮できず、事業として成立させることが困難な状況となっています。
IMCFは、優秀なデザイナーを発掘し、投資し、資金だけでなく経営管理・マーケティング等、クリエーション以外の全ての業務を支援することで、デザイナーのビジネスパートナーとして、デザイナーと共に世界へ挑戦し、日本発グローバルブランドの創出を行っています。
IMCFの特徴について
IMCFは、日本発グローバルブランドの創出を実現するために、以下の3つの特徴を有しています。
①デザイナーがクリエーションを最大限発揮できる体制
IMCFがホールディングスカンパニーとして資金・経営管理・マーケティング・バックオフィス等の機能を有し、複数ブランドのマネジメント・支援を少数精鋭で行います。
クリエーション以外の全ての業務をIMCFが担うことにより、デザイナーにクリエーションを最大限発揮してもらえる環境を整備し、クリエーションとビジネスの両立を実現しています。
②D2C中心のビジネスモデル
IMCFではD2C(Direct to Consumer)中心のビジネスモデルを採用することにより、デザイナーがブランドローンチまでにかかる費用や期間を最低限に抑えることを可能にし、マーケティングにおいてはソーシャルメディアを中心としたデジタルマーケティングによって低コストでの顧客獲得と顧客との関係構築、高い収益性を実現しています。また、クロスボーダーECの構築も自社で行い、インターネットを通じた海外からの購入も可能にしています。
③ブランドビジネスの再現とポートフォリオ管理
IMCFではこれまで難しいとされていたブランドビジネスに対して、テクノロジーの活用によって再現性を高め、新たなデザイナーへの投資を可能にしています。また、複数のブランドを保有・体系化することで、保有する複数のブランドを1つのチームとして捉え、合理的で相乗効果の高いブランドの集合体を構築しています。
このような特徴を持つことで、IMCFは既に5つのブランドを立ち上げ、国内のみでなくクロスボーダーECによる海外売上の伸張、ニューヨーク・ミラノ・ソウル・上海・香港・台湾におけるパートナーストアでの販売を実現しています。
調達資金の使途について
今回調達した資金は、優秀なデザイナーへの継続的な投資および保有ブランドのグローバル展開の強化に充当し、インターネットを通じた次世代型のグローバルブランドコングロマリット企業を目指します。